DataMatix V1.1、DataMatix Cleaner V0.9βを同時リリース

株式会社ディビイ(本社:大阪市中央区、代表取締役:高橋 成典※)は、データストレージとデータ操作環境を統合したアプリケーションDataMatixをバージョンアップした、V1.1版、DataMatixのオプションとして、データクレンジング機能を提供するDataMatix Cleaner V0.9βを2017年8月17日に同時リリースいたします。

DataMatixのバージョンアップによる変更点

今回のDataMatixのバージョンアップでは、条件分岐や文字の部分抽出など、より複雑なクエリが作成可能になりました。
このバージョンアップにより、データの利用範囲が広がります。
また、データの投入時および出力時の処理速度が向上し、データストレージソフトウェアとしての性能がアップしました。

DataMatixの新機能

プログラマーのクエリで使用できる機能が増え、より幅広いデータ加工や集計が行えるようになります。

◇条件分岐に対応…条件には、値だけではなく式も指定することができ、複雑な条件設定が可能です。
◇文字の部分抽出に対応…切り出す位置と文字数を指定して、文字の一部のみを抽出することができます。
◇数値列や計算結果を四捨五入、切り捨て、切り上げをして出力することが可能になります。
◇複数条件でOR(または)の指定が可能になります。
◇文字の条件指定で、部分不一致(特定の文字を含まないデータを抽出)の指定が可能になります。

DataMatixの性能向上

主にデータの投入および出力の性能が大幅に向上します。
◇モデラー   :CSVファイルのアップロード~テーブル構築までの処理時間が短縮されます。
◇アップデーター:CSVファイルアップロード~データ追加までの処理時間が短縮されます。
◇アップデーター/プログラマー:CSVファイルのダウンロード時間が短縮され、ダウンロード可能なデータ量が増えます。

DataMatix Cleanerについて

新たにリリースするDataMatix CleanerはDataMatixのオプション機能となります。
特徴としては、

◇同じ項目で日付などの書式が統一されていない場合に書式を統一する
◇入力漏れや誤りの疑いがある値を抽出し修正をナビゲーションする

など、様々なデータクレンジング作業を強力にアシストします。
これにより、AIなどでの解析に使用する、また様々な業務データの分析や集計に利用するためのデータのクレンジング作業を正確かつ簡単に、また大幅に時間短縮します。

DataMatix Cleanerの主な機能

◇日付などの書式を統一することができます。
◇英数字やカタカナの全角と半角が混在している場合に、全角半角を統一することができます。
◇空のデータを検出し、入力漏れを確認できます。アプリケーションが、空のデータに本来入力されるべき値を推定し、自動補完することも可能です。
◇入力ミスが疑われるような値、例えば、ほとんどのデータが日付にも関わらず、稀に関係のない文字や数値が混じっているような場合に、確認を促します。正しい値をアプリケーションがデータを分析して推定し、自動で設定することも可能です。
◇クレンジング時に指定した内容はテンプレートとして保存でき、同一構造のデータをクレンジングする際は、テンプレートを使用することによって、各項目のクレンジング内容を指定することなく、毎回同じ内容でクレンジングすることができます。
◇クレンジング済みのデータは、DataMatixのテーブルとして保存したり、ダウンロードして利用することができます。
◇DataMatixのテーブルに、CSVファイルからデータ追加する場合も、DataMatix Cleanerでクレンジング後に、データ追加することができます。

【DataMatix Cleanerの画面例】

書式確認画面
<書式確認画面>

NULL確認画面
<NULL確認画面>

型不一致確認画面
<型不一致確認画面>

【DataMatixの主な新機能の画面例】
◇条件分岐
任意の条件(複数の条件を指定可能)と出力する内容を指定し、~且つ…の場合はXを出力する、といった複雑なクエリを作成することができます。

クエリ作成画面(条件分岐)
<クエリ作成画面(条件分岐)>

クエリ実行結果表示画面(条件分岐)
<クエリ実行結果表示画面(条件分岐)>

◇文字の部分抽出
文字の一部のみを切り出して抽出することができます。

クエリ作成画面(文字部分抽出)
<クエリ作成画面(文字部分抽出)>

クエリ実行結果表示画面(文字部分抽出)
<クエリ実行結果表示画面(文字部分抽出)>

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